日産から新型GT-Rの受注状況が2ヶ月足らずで月販目標(200台)の11倍を超える2,282台に達したと発表された。この数字をどう捉えるべきか…。
777万円からという価格帯は、日産のラインナップでは、プレジデントに次ぐ高額車。それが先行予約で2,000台以上の受注があったというのは、やはり驚異的。R34 GT-Rの発売初年度99年の登録台数は5536台。この数字を考えると、R34GT-R VspecⅡより200万円高くなった新型GT-Rの販売は、滑り出し好調といえよう。「600万円以上のプレミアムスポーツを買いたい層は必ずいる」と読んだ日産の予想は、まんまと的中したのだ。そして、アメリカを中心とした輸出が始まれば、さらに弾みがつくかもしれない。
新型GT-Rの発表に先立つ10月2日に発売された新型「スカイライン クーペ」も、月販目標(200台)に対して2,400台を超える受注を獲得したという。これでスポーツカーの復権が近づいたと考えるのはまだ早計だが、閉幕した東京モーターショーの日産ブースの混雑ぶりを思い出しても、一般の人にとってもスポーツカーへの関心がなくなってはいないことは証明できた。
さて、新型GT-Rの2,282台という数字、なんと第一世代のハコスカ&ケンメリGT-Rの総生産台数とほぼ一致するのだ。
 

ハコスカ4ドアGT-Rが823台。ハコスカHT・GT-Rが1197台。そしてケンメリGT-Rが197台で、合計すると2217台。生産台数だけなら、発売前にもう伝説の名車と同じ域に達したのだ。ちなみに、R32GT-Rは4万3934台、R33GT-Rは1万6520台、そしてR34GT-Rは1万2175台生産された。バブル期のR32GT-Rのバカ売れが、今となっては懐かしい…。