今から20年くらい前、走り屋のメッカとして有名だった東京の西にある峠道に久しぶりに行ってみた。当時は有料道路だったが、今は無料の道路になっている。といえば東京近郊に住む大方の人はどこだかわかるだろう。

東側の旧料金所から登ってみたところ、2つ目のトイレのある駐車スペースの右ヘアピンコーナーを抜けたら、突然、検問を行っていたので驚かされた。特に止められるわけでもなくそのままクリアしたが、あまりに大掛かりな検問だったので引き返して検問の様子を見ることにした。

その検問は違法改造車の取り締まりだった。国土交通省の検査官が10人以上、同じく警察官も10人近い。さらに背広組も含めるとかなりの人数。止めたバイクやクルマは広い駐車場の一角で、騒音測定と排ガスの測定を行っていた。もちろん、ウィンカーや灯火類のチェックも同時にチェック。

ハーレーなどの直管マフラー装着車はことごとくNG。またレーサーレプリカのいかにも走りにきたような大型バイクも改造度合いによってはNGで、切符を切られていた。

対象は2輪ばかりでなく、4輪の改造車も止められた。たまたま見ていたときに入ってきたホンダ車はGTウィングも装着した走り屋仕様。ただし、騒音、排ガスともにOKだったようで無罪放免だった。

排ガスもOK。騒音もOK。

これが今のチューニングであることを実感した週末だった。

ところで、ここで検問をやっているということは、再び走り屋たちがこの峠に帰ってきたということなのだろうか。