横浜みなとみらいのTICAD(アフリカ開発会議)の会場周辺にはハイヤーや警備の車など多数が路上駐車している。


ハイヤーなど多くの車両はエンジンをかけっぱなしで何時間も待機している。
地球温暖化対策や温暖化ガスの世界的な削減が叫ばれて久しいが、常々感じていることがある。
GTR-WORLD.netの編集部は東京は港区赤坂にある。
赤坂は永田町が近いこともあり、編集部の近辺で要人と呼ばれる方々の会食をしていることも多い。
もちろん彼らは運転手付の車でやってきて待たせているわけだが、そのほとんどが路上駐車でさらにエンジンはかけっぱなしなのだ。この現実を見るにつけ、ニュースや新聞などでの彼らの発言と照らし合わせ、本音と建前を実感していた。
ついこの間、「ガソリンが高ければ、クルマに乗らなくなるから、温暖化対策にもなる」って言ったの誰ですかー。

5月28日から横浜市でアフリカ開発会議(TICAD)が催された。そこではもちろん、地球温暖化対策として日本が資金や技術面でアフリカの温暖化防止を支援することを表明。アフリカ諸国も日本の温暖化対策に対する支持を表明した。
さて、この会場にはアフリカの各国首脳や、日本の政府関係者、そしてその会場周辺を警備する警察官などがいるわけであるが、会場周辺には彼らを送り迎えする車両と運転手が多数待っている。
そして、そこらじゅうに止まっている車は9割方エンジンがかかっていて、しかもエアコンも使用中。
この状況を目の当たりにし、「一体何のための会議なのか?」と思わずにはいられなかった。

会場はみなとみらいだ。電車も通っているし、宿泊するホテルも近くに多数ある。公共の交通手段を使ってはどうかと思うが、恐らく安全上の理由で車による移動をしているのだと思う。
ならば、大排気量のセダンではなく、せめてハイブリッド車にするのが、今回の会議の趣旨に沿ったものだと思うのだ。

一流報道機関の方々も大勢きているのだから、会議についての報道も結構だが、もうちょっと視野を広げて会場周辺の現実も見て欲しい。

我らとしては、我慢できないほどの暑さではないこの時期、せめてエアコンスイッチはOFFにしておこうではないか。