最新のGT-Rが最高のGT-Rといわれただけに、ただのマイナーチェンジではなかった。キセノンヘッドランプの採用、リヤサスペンション取り付け部の補強、空冷式オイルクーラーのオプション設定など、従来型のオーナーが聞いたら泣いて悔しがるほどの内容が織り込まれていた。外観では、全車N1バンパーが標準になり、シートやドア内張りの色が赤基調に変更され、見た目のイメージも変わった。機能部品に関しては、前期型、中期型にも流用が可能なパーツも多い。

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フロントスポイラーが20mm延長され、穴開きのN1バンパーが標準装備になった。ただ、車高を下げると段差でただでさえこすりやすかったフロントスポイラーが、さらに危険にさらされる結果になった。キセノンヘッドランプのクリアな表情がGT-Rをより精悍に見せてくれる。


 
キセノンヘッドライトが全車標準装備になった。多光量かつ太陽光に近い発光色で視認性が高く、夜間走行時の照射範囲を拡大し、路肩やコーナー、遠方の視認性を高めている。同時に、リヤにバックフォグが設置されている。エンジンに大きな変化はないがリヤサスペンション取り付け部に補強部品を追加して走りの性能に更なる進化が加わった。リヤサスペンションの剛性強化は「リヤの落ち着きが足りない」という声を受けての積極的な変更で、サーキットを走るユーザーなどにとっては非常にありがたい。


 
シート地は赤基調に変更。ABSのアクチュエーターが小型なものになったのもエンジンルームでのトピックス。制御ロジックまで変更されているのは、意外に知られていない事実。オプションで空冷式のオイルクーラーが装着できるようになったのもオーナーにとって朗報。左のフロントターンシグナルの脇には、エアを導入するインテークがノーマルの状態でも開けられている。


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BCNR33 GT-R 後期型
1997年2月3日発表/発売

車台番号
BCNR33-040001~

最終生産車の車台番号
BCNR33-043743(1998年11月9日オフライン)

設定ボディカラー
#LP2 ミッドナイトパープル
#BN6 ディープマリンブルー
#QM1 ホワイト
#KR4 ソニックシルバー
#KN6 ダークグレーパール
#KH3 ブラック
#AN0 スーパークリアレッドII(特別塗装色)

発表当時の価格
488.5万円(GT-R)
539.0万円(GT-R V.spec)
599.0万円(GT-R V.spec N1仕様)

撮影モデル車:BCNR33-042473
1997年式 GT-R V.spec
#QM1 ホワイト

オーナー:渡辺博之(GTROC)

ノーマルからの変更点
ニスモスポーツオイルクーラー(opt.)