Vスペックの追加と同時に改良が加えられ、後期型に進化した。Vスペック投入の本当の目的は、ブレーキが厳しくなったN1耐久への対応だ。
標準車では、外観で中期型との相違はないが、ある時期からリヤのデフカバーが今までのフィン付きのものから、R33のものと同じフィンなしの球形のものに変更されている。
駆動系では、クラッチがプル式になり、シンクロメッシュが改良されている。
中期型で7色あったボディカラーのうち、ダークブルーパールとグレーイッシュブルーパールの2色が廃止されている。

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Vスペックは、最初に225/50R17タイヤを装着した「Vスペック」がデビュー。これは、当時まだ45タイヤが認可されなかったための苦肉の策。翌年、晴れて45タイヤが認可されると、245/45R17を装着した「VスペックII」が登場した。この2台の差は、タイヤサイズだけ。


 
エンジン関係に変更はないが、クラッチがプル式になった。Vスペックでは、サスペンションが17インチタイヤの採用に合わせ、セッティングを変更している。また、E-TSのコンピュータもコーナリングでよりアンダーステアが出ない方向に制御ロジックを変更。これは後のR33GT-Rと同じ方向性でもあった。Vスペックは、車台番号では標準車と区別されていない。


 
後期型の1994年モデルの一部から、コストダウンなのか部品の共用化の推進なのか、リヤデフのカバーがローレルやR33スカイラインと同じ丸型に変更されている。それまでのフィン付きのカバーより、貧弱に見えるのは、GT-Rオーナーにとってありがたくない変更。ちなみに、R33GT-Rの標準車も同じタイプのデフカバーを使用している。


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BNR32 後期型
1992年2月3日発表/発売

車台番号:BNR32-300001~314649

最終生産車の車台番号
標準車 BNR32-314649
(1994年11月7日オフライン)
V.spec BNR32-313609
(1994年10月13日オフライン)
V.specII BNR32-313930
(1994年10月20日オフライン)

設定ボディカラー
#326 クリスタルホワイト
#KL0 スパークリングシルバーメタリック
#KH2 ガングレーメタリック
#AH3 レッドパールメタリック
#732 ブラックパールメタリック

発表当時の価格
454.5万円 (GT-R)
526.0万円 (GT-R V.spec)
529.0万円 (GT-R V.specII)

撮影モデル車
BNR32-310810 1994年式GT-R V.specII
#732 ブラックパールメタリック
オーナー:倉持淳(GTROC)
ノーマルからの変更点
インタークーラー
インタークーラーネット外し
マフラー
NISMOホワイトメーター
3連メーター
オーディオ
エアクリーナー
ラジエター