4台のプライベートチームがフェアレディZで参戦、ファルケンモータースポーツが総合23位ゴール

Nurburgring 24h Rennen
5月23~25日にドイツ中西部のニュルブルクリンク・サーキットにおいて開催された「第36回ニュルブルクリンク24時間」(通称:ニュル24時間)に、プライベートチームから4台の日産フェアレディZ(欧州名:日産350Z)が参戦。日本のファルケンモータースポーツはレース終盤まで総合トップ10 を走る活躍を見せたが(最終的には総合23位でゴール)。またドイツ日産が参戦させた2台のZは、1台がリタイアしたがもう1台が総合57位でチェッカー。さらにイタリアのランツァ・モータースポーツのZは総合116位でゴールした。

今年で36回目を迎えるニュル24時間は、20kmを超える伝統の山岳コースと近代的なグランプリコースを結んだ過酷な1周25.378kmのフルコースで開催。300mの高低差があり、公道のあらゆるロードコンディションを備え、また天候が変わりやすいこともあって、市販車の開発に使用されることが多い特殊なコースとして世界的に知られている。このレースは、ドイツを中心にプロからアマチュアまで200台以上の車両が参戦する世界最大級のツーリングカーレースとしても名高い。

ドイツ日産は、1台(66号車)は改造範囲の広いFIA GT2規定、もう1台(65号車)生産車に近いFIA GT4規定という2台のZを準備。英国のRJNモータースポーツがメンテナンスを担当し、65号車には3名のドイツ人自動車ジャーナリストを起用した。 66号車はテスト不足のために、予選中からさまざまなトラブルに見舞われ決勝序盤にレースから撤退した。65号車は予選44位からスタートして34位までポジションアップしたレース序盤に燃料系のトラブルで遅れ、一時は216台中209位までポジションを落としたが、そこから56位まで追い上げ。後半にもトラブルに見舞われたが結果的には130位で完走を果たした。

日本から参戦した85号車(ピーター・ダンブレック/ダーク・ショイスマン/田中哲也/星野一樹)は、予選24位からスタートして順調に走行。一時は総合 9位までポジションを上げたが、残り3時間半の時点でパワーステアリング系のトラブルに見舞われ結果的には国産車最上位となる23位でゴールした。過酷なレースで4台のプライベート車両のうち3台が完走。フェアレディZの持つ信頼性、耐久性、そしてポテンシャルの高さを証明する結果となった。