自動車のクリーンな排気を実現するシステム開発を強力にサポートする排気管圧補正機能付 空燃比計ES635 / ES636 を今秋発売開始!

イータス株式会社 (所在地:神奈川県横浜市、社長:クリス・ハリントン)は、排気管圧補正機能を搭載した、ポータブル型高精度空燃比計(ラムダモジュ―ル)を、今秋発売開始します。

(写真) 排気管圧補正機能付 空燃比計ES635
<<製品仕様>>
◆センサチャンネル数 : ES635 (1ch), ES636 (2ch)
◆測定信号/測定範囲※注1 : サンプリングスピード: 500μsec
  空燃比A/F計測範囲: 8.5~200
 注1:実際の値は、個々のラムダセンサの特性カーブによって異なります。
◆寸法 : 73 (H)x 128(W) x 174(D) mm
◆対応センサ: Bosch社製ワイドバンドラムダセンサ
LSU4.2/LSU4.7/LSU4.9/ADV
◆排気(吸気)対応範囲 : 500 hPa ~3000hPa



【価格及び販売実績】
ES635 : 545,000 円, ES635: 869,000 円 (本体価格、全て税別)
1997年の発売以来、世界中で1万3千台以上の販売実績がある空燃比計シリーズの新製品です。大気圧補正機能付空燃比計ES630/ES631も好評発売中(2009年3月発売開始)。

【排気管圧補正機能付 空燃比計とは】
排ガス中の酸素濃度を高精度に計測し、エンジンの空燃比制御を開発・テストする際に使用する計測器です。

O2センサーを使う空燃比計は、排気ガス中の酸素濃度を計測しその酸素濃度から燃焼後の空燃比を算出しています。 空燃比を正確に測定する上で特に重要となってくるのは、酸素濃度の正確な計測ですが、O2センサーの特性上、排気管内部(被測定ガス)の圧力と排気管外部(センサー近傍の大気)の圧力に差が生じると正確な計測ができません。 そこでES635/636では、管内部と管外部の圧力を測定し、圧力に起因する誤差を補正する機能を搭載しました。低排出ガスの観点から、いま一度空燃比計の精度について考え、よりクリーンな内燃機関の開発を支援するために登場した製品です。

【排気管内が圧力の影響を受けやすい理由】
排気管内に、ターボチャージャー、触媒、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)などの排気システム装置が設置されている車種では、排気がそれら装置を通過する際に抵抗が生じ、排気管圧を上昇させる要因となっています。

【様々な高機能】
排気圧補正機能搭載の他、以下の様々な高機能を有しています。
■ 前面表示部に高輝度ディスプレイ(蛍光表示管)を採用し、低温時や屋外での視認性が高い
■ 種類の異なるセンサーを使用する場合でも、センサータイプを自動認識
■ ポータブル設計で車載やテストベンチでの使用に最適
■ 1台で2chのラムダ計測が可能 複数のデータを計測する際のコストを削減(ES636)
■ エンジン始動時等、急激に変化する空燃比に追従して正確に計測

【燃料の組成設定 _ Audi A4改造バイオガス燃料最高速車での使用実績】
E85(混合アルコール燃料)やDME(ジメチルエーテル) などに代表される代替燃料や天然ガスなど、世界各国の燃料組成の特性値に補正することができます。
ドイツでバイオガス燃料車における最高速度を達成したAudi A4ベースのバイオガス燃料車の開発に、イータス社の空燃比計、他計測機器が使用されました。


【世界のデファクトスタンダード 計測・適合ツール INCAとの親和性】
全世界で19,000ライセンス以上の販売実績があるイータスのECU開発支援ツールINCA(インカ)に、ES635/ES636で計測した空燃比値が取り込めるので、より精度の高いキャリブレーションを行うことができます。

【対象ユーザー】

自動車メーカー エンジンECU開発部門

【イータス株式会社について】
イータス株式会社は1998年10月、ECU(電子制御ユニット)の開発を包括的に支援するツール及びエンジニアリングサービスを幅広く提供するドイツETAS GmbHの日本法人として設立されました。イータス・グループ全体で約700名の社員を有し、全世界に13社の活動拠点を設けています。ETAS GmbHはRobert Bosch GmbHの100%株式を所有する企業です。

【製品に関するお問合せは】 
イータス株式会社 営業部 
E-mail : sales.jp@etas.com
TEL : 045-222-0900
WEB : www.etas.com