GT-RとHSV-010、3台の壮絶バトル!!
RAYBRIG HSV-010が激闘を制す!






AUTOBACS SUPER GT第1戦『OKAYAMA GT300 Km RACE』の決勝が、4月7日、岡山県・岡山国際サーキット(1周3.703 km×81周)で行われた。レースは終盤に3台がサイド・バイ・サイドを演じる大激闘となり、それを勝ち抜いたRAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)が、2013年開幕戦を制した。

 前日の予選日は折からの大型低気圧のため、強い雨と風となったが、決勝日のサーキットは雲り。路面はドライで、予選とはまったく違うコンディションとなった。
 決勝レースは定刻の14時にスタート。レース序盤は、ポールポジションのMOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリが逃げる展開となる。その後方は濡れた予選で好調だったマシンと、ドライコンディションでスピードに優るマシンが混戦の展開に。ここから抜け出したのはウイダー モデューロHSV-010(山本尚貴)、RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也)とKEIHIN
HSV-010(金石年弘)という3 台のホンダ車。
 定められたピットインを行いドライバーが交代した後半戦。ホンダ勢3台の2番手争いが激化。2番手で逃げていたウイダー モデューロHSV-010(フレデリック・マコヴィッキィ)が単独スピンをして脱落。この後、RAYBRIG HSV-010(小暮卓史)とKEIHIN HSV-010(塚越広大)が、
トップを行くMOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝)を猛追。この頃から降り出した小雨で路面が滑りやすくなった。それもあってかペースの上がらないNISSAN GT-Rの柳田に、ラスト10周でホンダ2台が追い付き、3台がサイド・バイ・サイドのスリリングなバトルを展開。そして残り5周でついに力尽きたMOTULの柳田をウイダーの小暮、KEIHINの塚越が相次いでパス。
この後、残りわずかな周回は、Honda HSV-010 GT同士の、周回遅れのGT300のパッシングも絡んで緊張感溢れる攻防がラストラップまで繰り広げられた。結局、僅差でRAYBRIG HSV-010が逃げ切って、伊沢と小暮がチームに7年ぶりの勝利をプレゼントした。
 RAYBRIG HSV-010のチーム国光は、2006年9月の第7戦もてぎ以来の優勝でGT500通算6勝目。伊沢は3勝目、このチームに移籍して初戦の小暮は8勝目となった。Honda HSV-010 GTは通算7勝目。

写真提供 GTA