MOTUL NISMO Racing Team
いよいよ今週末、十勝インターナショナルスピードウェイで開催される第15回十勝24時間レースに、MOTUL NISMO Racing TeamがNISSAN R35 GT-Rで出場する。
7月6日の仙台ハイランドでのテストに続き、14日には富士スピードウェイでのテストも順調にこなしたMOTUL NISMO GT-R。実は仙台ハイランドでのテストの前にも数度テストを行っており、影山正美選手だけではなく田中哲也選手と星野一樹選手もドライブしている。

Text: GTR-WORLD.net / NISMO
Photo: Yoshio Moriyama / NISMO



簡単に3選手のプロフィールを紹介しよう。
影山正美選手は1987年の富士フレッシュマンレースでレースデビュー後、F3、グループA、JGTC、フォーミュラニッポン、スーパーGTなど日本のトップカテゴリーレースに多数出場するなど活躍。ル・マン24時間レースにNISSAN R390GT1やR391で出場するなど、耐久レース経験も豊富。昨年の十勝24時間レースではフェアレディZでクラス優勝(ST1)をしている。
田中哲也選手は1988年の西日本FJ1600でレースデビュー後、F3、JGTC、スーパー耐久、フォーミュラニッポンなど数多くのレースで活躍。第1回目の十勝24時間レースから全戦出場しており、GT仕様やS耐仕様のGT-Rでこれまでにも優勝している。また、スーパー耐久では5回のシリーズチャンピオン、鈴鹿1000kmレースやニュルブルクリンク24時間レースなどでも活躍し、耐久レースを得意としている。第1回目の十勝24時間レースから全戦出場しており、GT仕様やS耐仕様のGT-Rでこれまでにも優勝している。ちなみに、NISMO R34 GT-R Z-tuneの開発ドライバーも務めている。
星野一樹選手は1999年にレーシングカートデビュー。鈴鹿レーシングスクールを経てブリティッシュフォーミュラフォードJr.、ブリティッシュフォーミュラルノー、ブリティッシュF3選手権と海外レースで修業を積む。2002年から全日本F3に出場、その後もJGTC、スーパー耐久、スーパーGTで活躍。今年はスーパーGT GT300クラスでフェアレディZをドライブしている。

富士スピードウェイでのテストのレポートをお伝えする前に、GT-Rファンのみなさんにチームのドライバーである影山正美選手、田中哲也選手、星野一樹選手、そして熊谷太郎チーム監督からのメッセージが届いたので紹介する。

熊谷太郎チーム監督
■チーム監督 熊谷太郎 (くまがい たろう)
NISSAN GT-Rの基準車に近い仕様で初のレース、それも24時間の過酷なものとなります。目標である性能、耐久信頼性確認を実施しつつ完走を目指したいと思っています。そして、NISSAN GT-Rの更なるイメージアップに貢献したいと考えています。



影山正美選手
■ドライバー 影山正美 (かげやま まさみ)
十勝24時間レースは、目的がニスモオプションやオイルの耐久信頼性確認なので、どのくらいの耐久性があるのか気になるところですし、テスト目的達成のためにもまずは完走を目指します。そういう意味では敵がいないレースですが、R35 GT-Rとしては初めての24時間レースとなるので、いいリザルトを残したいと思っています。S耐車両とのタイム差もそれほどではないと見込んいますし、僕個人としては十勝24時間レースは去年フェアレディZでクラス優勝(ST1)しているので、楽しみにしています。

田中哲也選手
■ドライバー 田中哲也 (たなか てつや)
市販車に近いR35 GT-Rでの初レースで、GT-Rのポテンシャルに興味がありますし、期待もしています。ドライバーとしては、車両のポテンシャルをいかに引き出すか、活かすかが腕の見せどころです。テストで乗ったのですが、四駆システムの安定感があるので、十勝24時間レースのさまざまなコンディションや天候の変化などにも左右されない、いい走りを見せられると思います。IP4クラスの車両ですから総合優勝は難しいところですが、今後の可能性を見せられるようなレースをしたいと思います。

星野一樹選手
■ドライバー 星野一樹 (ほしの かずき)
実はGT-Rでレースに出るのは初めてです。その上、NISMOチームの一員として参加できることは、非常に誇りに思っています。また、チームの影山選手、田中選手という大先輩とともに24時間という長丁場のレースを戦えることは、僕にとっては非常に良い勉強になるのでワクワクしていますね。クルマは、かなり市販車に近い状態ですが、テストでもポテンシャルを感じました。十勝24時間レースですが、24時間の間には霧がでたり雨が降ったりと、コンディションが変化します。そんな時は、GT-Rの4WDシステムやABSなどの電子デバイスが心強い味方になってくれます。どこまでいけるか楽しみですね。今回はテスト目的の参戦ですが、GT-Rの素晴らしさをアピールできるよう頑張りたいと思います。