日産自動車が発表したプレスリリース資料と実車取材から、GTR-WORLD.netが新型GT-Rを読み解いてみた。

◆日産自動車プレスリリース◆
パッケージ:
・FM(フロントミッドシップ)パッケージを進化させた、新開発プレミアムミッドシップパッケージを開発。また、世界で初めて、クラッチ、トランスミッション、トランスファーを車両後方に移動させ、リヤファイナルドライブと一体化した「独立型トランスアクスル4WD」を採用した。フロントタイヤのグリップ荷重はエンジン、リヤタイヤへは独立型トランスアクスルが荷重を与えることで、走行中のあらゆる状態で4輪のグリップ荷重を最適化
・Cd値:0.27の実現と同時にフロント、リヤのダウンフォースを増大させることでタイヤグリップを向上させ、特に雨や雪道において高い走破性を実現
・トランスミッションを後方に移したことで、前後足元スペースを拡大し、理想的なペダルレイアウトを実現
R35GTRスケルトンイラスト  R35GTRパワートレイン
R35GTR空力イメージ  R35GTRリヤディフューザー

◆GTR-WORLD.net解説◆
 ボンネット裏の防音材には、誇らしく「PREMIUM MIDSHIP」とロゴが刻まれている。外観からすると、フロントホイールのセンターは前後長の短いV6ブロックの中心より前を通るイメージ。R34 GT-Rではホイールセンターが直6の3番と4番シリンダーの間ぐらいにあったので、確実にフロントミッドシップ化されているのがわかる。ただ、ブロックの下をドライブシャフトが通るため、エンジン高はそれほど低く感じない。
 トランスアクスルというレイアウト自体は、量産車でもポルシェ924・944・968、アルファ75で採用されていたが、4WDでのトランスアクスル化は世界初。メインのプロペラシャフトはカーボン製になる。
エンジンフード裏「PREMIUM MIDSHIP」