CPD長谷川浩
プロダクト・チーフ・デザイナー
長谷川 浩

世界の道を走る日本発のNISSAN GT-R
真の高性能感と機能感、そしてデザインの飽くなき追求

NISSAN GT-Rは、クルマに対する日産の情熱を究極的に表しています。また、独自のヘリテージと伝説を持つGT-Rは日産のオリジナルコンセプトであり、日本が育ててくれたコンセプトのクルマです。

NISSAN GT-RはPGC10型GT-Rから始まるこれまでのGT-Rの歴史の中で、初めてグローバルに展開します。そして、その世界で、日本のGT-Rとしての独自性を貫き通し挑戦するため、圧倒的な存在感を主張することを目指してデザインしました。そのため、セダンまたはクーペからの派生ボディではなく、 NISSAN GT-Rとしてその歴史上初めてのオリジナルボディを採用しています。
そこで我々は「GT-Rらしさ」というものを再定義し、NISSAN GT-Rではそれを極限まで追求してきました。

「GT-Rらしさ」とは、「真の高性能を実現するための機能に裏付けられたデザイン」かつ、「独自のヘリテージを持つ形態の継承」という言葉に集約されます。
高性能感と機能の表現という意味では、そのボディは空気の力を味方にして空気の力で鍛え上げられたデザインであり、コックピットはドライバーのための最適なレイアウトデザインの実現にあります。代表的なヘリテージでは、例えば「箱スカ」の愛称で親しまれたPGC10型GT-R(1969年)の箱型でエッジの効いたデザインであり、KPGC110型GT-R(1973年)から始まった丸形4灯テールランプであり、冷却性能をデザインに象徴的に取り入れた R34型GT-R(1999年)のフロント開口などが挙げられます。

さらにグローバルでの「日本発祥のクルマ」としての存在感を示すため、現代ジャパニーズカルチャーの持つフレーバーが香るデザイン表現も目指しました。

以上の様な考えや価値を折り込んでデザインされたNISSAN GT-R。
真の高性能感と機能感、空力性能とデザインの飽くなき追求によってたどり着いた他を圧倒するデザインのNISSAN GT-Rは、世界のどのスーパースポーツにも似ていないオリジナリティを発し、比類なき存在感を示し、確立されたスーパーカーの概念を打ち破り、新たな世界を切り開くことへ挑戦して行きます。