Text: Daisuke Fujii
Photo: GTR-WORLD.net
By courtesy of R25, RECRUIT.
「今度のGT-RってR35っていうんだよ。知ってる?だからさ、R25編集長が見たR35、というお題でコラムをお願いしたいんだけど」
 依頼主は僕の高校時代からの親友で、このGTR-WORLD.netのウェブディレクター。単なるダジャレのつもりなんだろうが、首都圏のみ配布のフリーマガジンR25とあのR35 GT-R様を、単に名前が似てるだけで並べて語るなんて……。おこがましいやら、わけがわからないやらで、筆がいっこうに進まない(苦笑)。とりあえず引き受けたからには、頑張って駄文を書き連ねることにいたします。お付き合いくださいませ。

リクルートR25
 正直に告白してしまうが、僕はGT-Rマニアでもなんでもない(ちなみに僕の中でGT-Rといえば、星野一義が乗っていたカルソニックというロゴが入っている青いレーシングカーである)。そんな僕ですら、今回のGT-R復活!というニュースには胸が躍ったのだから、この3つのローマ字の威力はものすごい。
個人的には、8歳になる息子が「東京モーターショーにづれでっで〜」と泣き叫んだ理由が「R35 GT-Rが見たいがら〜」というのも、ものすごい驚いた。息子は日曜の17時にはテレビ東京にチャンネルを合わせているだけあって、どうやら僕と違ってマニアらしい。

 そんなマニアの息子と行ってきました、幕張メッセ! 3大嫌いなものセット「渋滞」「人ごみ」「長時間歩く」がもれなく付いてきて、かなり憂鬱な僕の隣でキラキラと目を輝かす我が息子。わかったわかった、日産ブースに行けばいいんだよね? 西ゲートから入ったから、トヨタとか近いけどレクサスは見なくていいのかい? ほら、F1の展示もあるよ〜。なになにあのランボルギーニは世界で20台しかないって? お前はなんでそんなこと知ってんだよ。ほら写真とってやるから、はいチーズ。他の車たちに目移りしていた息子が、NISSANの文字を見つけるや否や、「お父さん、ダッシュ!」と駆けていく。おいおいそんなに急いでもGT-Rは逃げやせんぞー、と息子の後を追ったら、日産ブースは大混雑! 他のブースの3倍近くはいるんじゃなかろうか。GT-Rを拝むために2Fへ。黒山の人だかりが、ステージの上をまわるコンパニオン、もといGT-Rにフラッシュの雨を降らせているではないか! その後近くで拝んだ展示車両の神々しさといったら。気がつけばマニアでない僕も、「ぐおおおお、かっけえええ」と息子以上に子供になって写真をバシバシ撮っておりました。

 帰りの車の中で、「お父さん、いつかR35 GT-Rが買えるくらいになってね!僕も応援してるから!」と励ましなのか嫌みなのか、よくわからんお言葉を頂戴してしまいました(苦笑)。はい、R25のお仕事でR35が買えるくらいになれるよう精進いたします。もし買えたとしても、お父さんにはあんなモンスターカー、乗りこなす自信はございませんが(涙)。

R25編集長 藤井大輔
藤井 大輔(ふじい だいすけ)
株式会社リクルート 事業開発室 『R25』編集長

1973年、富山県生まれ。大阪大学経済学部経済学科を卒業ののち、1995年に株式会社リクルート入社。
入社以来、編集・メディアプロデュース職で、主に携わった媒体は、ゼクシィ→AB・ROAD→ダ・ヴィンチ→週刊住宅情報→都心に住む→R25。
R25は立ち上げから関わり、ネーミング、編集コンテンツ、レイアウトデザイン、プロモーションプランニングなどを立案。