7月6日、「MOTUL NISMO GT-R」のテストが、仙台ハイランドレースウェイで行われた。3回にわたってお届けするレポートの第3回。

Text: Shunsuke Takeuchi
Photo: Yoshio Moriyama



テストに現れた「MOTUL NISMO GT-R」は、白いボディカラーから鮮やかなレッドにカラーリングされていた。ただし、まだメインスポンサーなどのロゴなどが配されていないあたりに、十勝24時間レースの本番直前テストの雰囲気が漂っている。
さて、その「MOTUL NISMO GT-R」だが、なんと言ってもフロントマスクの造形が目を引く。フロントグリルに可能な限り設けられた冷却口は、ラジエターの性能を最大限に利用するためのものか。かつてWRCで大活躍したランチア・デルタインテグラーレを彷彿させる。また、リップスポイラーにはブレーキ冷却のためのカーボン製ダクトが設けられている。「MOTUL NISMO GT-R」のフロントフェイスには無駄なデザインはない。

ホイールはニューデザインの6本スポーク。色はガンメタで、可能な限りの肉抜きが施されている。スポークの間から覗くブレーキキャリパーとローターはノーマルそのもの。ホイールをはずしたショットでは、車高調整式サスペンションが見える。さすがにデータ取りが主たる目的だけに、様々なセンサー類が装着されているのだ。

早くフルカーラーリング状態の勇士を見てみたい。