GT-R1-2フィニッシュでデビューウィンを飾る

リヤを激しく破損した#12 CALSONIC IMPUL GT-R
磐石と思われていたGT-Rの1-2-3体制だったが、オープニングラップから大波乱。
2コーナー立ち上がりで3番手を走っていた#12カルソニックGT-R(S・フィリップ)が他車との接触があったのかスピン。ガードレールにリアをヒット。ウイングを含めてリアセクションを失い、ピットに戻る。
オープニングは、#22モチュール GT-R(M・クルム)、#23ザナヴィGT-R(B・トレルイエ)の順でコントロールラインを通過。他のGT-R勢は6番手に#24ウッドワンGT-R(J・オリベイラ)、8番手に#3イエローハット GT-R(R・クインタレッリ)が上昇。





Yellowhat YMS TOMICA GT-R
コース上、4台のGT-Rの快進撃は続く。4周目、ストレートスピードを利用して1コーナーで#3イエローハットが#18タカタNSXに並びかけ、2コーナーでこれをパスし7位に浮上。NSXが昨シーズンより最低重量が50kg増加しているとはいえ、GT-Rのストレートの速さとコーナーの突っ込みの鋭さが光る。








WOODONE ADVAN Clarion GT-R
#24ウッドワンと#3イエローハットはプッシュを続け5番手争いに発展し、GT-R同士の戦いに。その後ろでは、#18タカタNSX、#32エプソンNSX、#17リアルNSXの3台のNSXに#6エネオスSC430を加えた4台が激しくバトル。トップを行く、2台のニスモチームはランデブー走行。クルージングにも見える余裕の走行。3位との差は5秒近くに広がっている。








懸命の修復作業を終えレースに復帰したCALSONIC
懸命の修復作業を続けていた#12カルソニックGT-Rは19周目に作業完了。S・フィリップが乗り込み、コースに復帰。目指すは、1ポイントがつくファステストラップの獲得。
15時過ぎ、300km・52周のレースは折り返しに近づく。GT-R勢で最初に動いたのはニスモのピット。23周目、#23ザナヴィGT-Rがピットに滑り込む。ブノワから本山哲に交代してコースに復帰。続いて24周目に#22モチュールGT-Rがピットイン。クルムから柳田真孝に交代する。#3イエローハットもピットインし、横溝直輝にステアリングを託す。





トップを走る#22 MOTUL PITWORK GT-Rに迫る#23 XANAVI NISMO GT-R
トップでステアリングを握った柳田だが、冷えたタイヤのインラップを慎重に走る。そこへ、1周前にピットアウトしてタイヤの温まった#23ザナヴィの本山が猛然とプッシュ。その差をぐんぐん縮める。デグナーでその差はなくなり、テールtoノーズに。デグナー2つ目の立ち上がりからヘアピンにかけて、#23ザナヴィ本山が#22モチュールの柳田に並びかける。パスするまでには至らないと思った瞬間、先行するGT300マシンにヘアピン立ち上がりで並びかけた#22モチュール柳田が軽く接触。その隙を#23ザナヴィ本山が突いて、ノーリスクで前に出ることに成功。ニスモ2台の勝負はここであった。





トップを奪った#23 XANAVI NISMO GT-R
30周を過ぎて、快調に1分59秒台で周回を重ねる#23と#22 。2台のニスモチームと#36ペトロナスSC430との差は10秒に広がる。#12カルソニックGT-Rは36周目にピットインし松田次生にドライバーチェンジ。
アクシデントはあったものの、快調に飛ばす5台のGT-Rの一角が崩れたのは43周目。6番手を走っていた#3イエローハットGT-Rがスローダウンし、ヘアピン立ち上がりでマシンを止める。







トップでゴールした本山と優勝を喜ぶブノワ・トレルイエ
しかし、トップを行く2台のニスモチームは快調そのもの。3位にはすでに20秒以上の差をつける余裕の周回。そしてそのままゴール。ファステストラップは#12カルソニックGT-Rがマークした。
終わってみれば、下馬評通りの完璧な1-2フィニッシュ。GT-R伝説の第3章はこうして幕を開けた。GT-Rの現在の速さと信頼性は驚異的。第2戦岡山では、トヨタ、ホンダの巻き返しが予想されるが、その優位性は当分揺るぎそうにない。

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■決勝レース:暫定結果■
天候:晴 | コース:ドライ
GT500クラス/決勝レース:暫定結果
Pos. No. Car Driver Time/Diff. Laps Tire WH
123XANAVI NISMO GT-R本山 哲
ブノワ・トレルイエ
1:44'03.97752BS
222MOTUL AUTECH GT-Rミハエル・クルム
柳田 真孝
0'00.85452BS
336PETRONAS TOM'S SC430脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
0'25.55152BS
438ZENT CERUMO SC430立川 祐路
リチャード・ライアン
0'32.75752BS
524WOODONE ADVAN Clarion GT-RJ.P・デ・オリベイラ
荒  聖治
0'47.96652YH
635宝山 KRAFT SC430ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
1'12.21852BS
718TAKATA 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史
1'23.77752BS
817REAL NSX金石 勝智
金石 年弘
1'37.51652BS
96ENEOS SC430伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
1'42.86152BS
1032EPSON NSXロイック・デュバル
平中 克幸
1'45.41652DL
1125ECLIPSE ADVAN SC430土屋 武士
石浦 宏明
1Lap51YH
1239DENSO DUNLOP SARD SC430高木 虎之介
アンドレ・クート
1Lap51DL
13100RAYBRIG NSX井出 有治
細川 慎弥
1Lap51BS
141ARTA NSXラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
5Laps47BS
153YellowHat YMS TOMICA GT-Rロニー・クインタレッリ
横溝 直輝
11Laps41BS
GT500 規定周回数:36

12カルソニック IMPUL GT-R松田 次生
セバスチャン・フィリップ
17Laps35BS


hr

SUPER GT第1戦 鈴鹿GT300kmの決勝レース当日、9:25から行われた朝のフリー走行で、GT-Rが上位を独占!

1 XANAVI NISMO GT-R 1'54.825
2 MOTUL AUTECH GT-R 1'55.494
3 カルソニックIMPUL GT-R 1'55.916
4 Yellowhat YMS TOMICA GT-R 1'55.944
9 WOODONE ADVAN Clarion GT-R 1'57.313

→ フリー走行前のパドックの様子やGT-Rパレードランの画像はこちら。

2008年3月16日(日) 鈴鹿サーキット 5.807km

■フリー走行■
天候:晴 | コース:ドライ
GT500クラス/フリー走行
Pos. No. Car Driver Best Time Diff Tire WH
123XANAVI NISMO GT-R本山 哲
ブノワ・トレルイエ
1'54.825182.06
km/h
BS
222MOTUL AUTECH GT-Rミハエル・クルム
柳田 真孝
1'55.4940'00.669BS
312カルソニック IMPUL GT-R松田 次生
セバスチャン・フィリップ
1'55.9160'01.091BS
43YellowHat YMS TOMICA GT-Rロニー・クインタレッリ
横溝 直輝
1'55.9440'01.119BS
518TAKATA 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史
1'56.2760'01.451BS
638ZENT CERUMO SC430立川 祐路
リチャード・ライアン
1'56.4160'01.591BS
736PETRONAS TOM'S SC430脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
1'56.7110'01.886BS
8100RAYBRIG NSX井出 有治
細川 慎弥
1'56.8180'01.993BS
924WOODONE ADVAN Clarion GT-RJ.P・デ・オリベイラ
荒  聖治
1'57.3130'02.488YH
1017REAL NSX金石 勝智
金石 年弘
1'57.5100'02.685BS
1132EPSON NSXロイック・デュバル
平中 克幸
1'57.7180'02.893DL
126ENEOS SC430伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
1'57.7890'02.964BS
1335宝山 KRAFT SC430ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
1'58.0790'03.254BS
1439DENSO DUNLOP SARD SC430高木 虎之介
アンドレ・クート
1'58.1640'03.339DL
151ARTA NSXラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
1'58.4610'03.636BS
1625ECLIPSE ADVAN SC430土屋 武士
石浦 宏明
1'59.2400'04.415YH