金曜日のフリー走行はドライコンディションだったが、予選の行われた土曜日はウェットコンディション。ウェットコンディションともなれば、4駆のGT-Rが断然有利になる。しかも懸念されるブレーキの問題からも開放される。R32 GT-Rの時から雨は心強い味方だった。大方の予想でもウェットになればGT-Rがポールを取るだろうと言われていた。


13:30、Aドライバーの予選がスタート。コースコンディションはセミウェット。GT-R RCは、影山正美のドライブでコースイン。ところが、GT-Rのタイムが思うように伸びない。影山のベストは、1分59秒163で3番手。トップはZ4の谷口信輝の1分57秒627、2番手にはポルシェの清水康弘が1分58秒722だ。まさかの結果にNISMOのピットも騒然とする。


続いて行われたBドライバーの予選。田中哲也は気合充分の目つきでコースインしていった。しかし、やはりタイムが伸びない。2分00秒973でなんと6番手。どうもレインタイヤとのマッチングが良くないようだ。影山、田中両ドライバーは、しきりにエンジニアに何かを訴えていた。

この時点でGT-R RCの予選結果が確定。Z4、ポルシェに続く3番手から決勝レースを闘うことになる。


16:00から行われたCドライバーの予選では、路面状況はA,Bドライバーの予選時よりは良くなっている。星野一樹がアタックを開始。1分48秒757でトップタイムをマーク。ただ一人、40秒台に乗せ意地を見せてくれた。


これまでの通説とは異なり、今回のGT-Rにはドライか、ウェットでもドライに近い状態の方が有利のようだ。スーパー耐久シリーズは、今年からタイヤがヨコハマのワンメイクとなった。このあたりのことも影響しているのかもしれない。