S Road REITO MOLA GT-Rのクインタレッリが大会2勝

 日本の最高峰であるスーパーGTとフォーミュラ・ニッポンが同日開催される「JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON “FUJI SPRINT CUP 2012”」の第1レース決勝が、11月17日、静岡県・富士スピードウェイ(1周4・563km)で行われた。第2レースの決勝は18日に行われる。 SUPER GTのシリーズ戦は通常ドライバー2人の交代制で行われるが、今大会では17日と18日に1回ずつ決勝レースが行われ、それぞれを1人のドライバーで走り切る。最終順位は2レースのポイントの合計で決まり、両クラスの総合優勝にはJAFグランプリのタイトルが授与される。

 GT500クラスの第1レース決勝(22周/100.386km)は15時15分にスタート。ポールポジションのENEOS SUSTINA SC430の大嶋和也はまずまずのスタートだったが、カルソニックIMPUL GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがそれを1コーナーで抜く。しかし、デ・オリベイラはフライングと判定され、ペナルティで後方に下がる。一方、大嶋はペースが上がらず、KEIHIN HSV-010の塚越広大、S Road REITO MOLA GT-Rのロニー・クインタレッリが相次いで抜いていく。
 これでトップは塚越となったが、強くなった雨に足をすくわれる。なんと、ハイドロプレーニングを起こしスピン。すぐに再スタートを切ったものの、トップをクインタレッリに譲ってしまった。この直後に雨と霧により走行継続が難しくなったと判断され、レースは11周で中止に。10周終了時の結果を持って、クインタレッリの優勝となった。
 クインタレッリは昨年のFUJI SPRIN CUPの第1レースで優勝しており、これでこの大会2勝目。S Road REITO MOLA GT-Rでは幸先の良い優勝を得て、明日の第2レースを走る柳田真孝に連覇を託すことになった。

■優勝選手コメント

第1レース決勝
No.1 S Road REITO MOLA GT-R [GT500]
ロニー・クインタレッリ「スタートの時から雨の量が多くて、とにかくミスしないよう気をつけて走りました。もちろん、こんなコンディションだからベストな走りはできなかったけど、まずまずのペースで走れたと思います。前後で何台ものマシンがスピンしたりしていましたが、とにかく落ち着いて前のクルマについていった。そして17号車がミスしてスピンした瞬間に、これを巧くかわしてトップに立つことができました。応援してくれたマー(第2レース担当の柳田真孝)の想いにも応えられたし、明日の第2レースに繋がると思います。明日も勝って総合優勝したいですね」