4戦中3勝を上げ、しかもすべてを1-2フィニッシュを飾ったGT-R。しかし、ここSUGOは日産勢は一度も優勝したことのない、うれしくないジンクスのサーキット。その不安が的中するがごとく、#12 カルソニックIMPUL GT-Rの松田次生が風邪で欠場。代わってD・シュワガーがステアリングを握る。

Text: Katsuhide Sugino
Photo: GTR-World.net



予選前に降っていた小雨は止み、GT300の走行によってラインはかなり乾いてきた。
11時30分にGT500クラスがコースインして、すぐに赤旗が表示された。それまでに走っていたGT300のマシン3台が、コース上やコース脇にストップしていたので、それを回収するための処置。
11時37分より、残り19分の計測時間を残してGT500クラスの予選1回目を再開。まずタイムを刻んだのは#39 DENSO DUNLOP SARD SC430。1分20秒283をマーク。さらに次周には18秒台に入る。
このタイムをすぐさま上回ったのは、#22 MOTUL AUTECH GT-RのM・クルム。+40kgのWHを搭載しながら、1分17秒231を記録。#23 XANAVI NISMO GT-RのB・トレルイエもそれに続く。
NSX勢も黙っていない。#18 TAKATA 童夢NSXが1分17秒027を叩き出して、一気にトップへ。その後を2台のニスモGT-Rと#35 宝山 KRAFT SC430、#36 PETONAS TOM’S SC430のSC430、#100 RAYBRIG NSX、#1、#17 REAL NSXのNSXが追う展開。激しく順位が入れ替わる。
GT300との混走が始まる直前。#22 MOTUL AUTECH GT-Rが16秒台に突入、トップへ。その直後、今度は#18 TAKATA 童夢NSXが1分16秒935をマークし、再びトップを奪い返す。この時点での順位は#18 TAKATA 童夢NSX、#22 MOTUL AUTECH GT-R XANAVI NISMO GT-R、#17 REAL NSX、#38 ZENT CERUMO SC430、#1 ARTA NSXの順。このまま順位が確定かと思われたが、最後の最後に#25 ECLIPS ADVAN SC430が2番手に浮上。#18 TAKATA 童夢NSX、#25 ECLIPS ADVAN SC430、#22 MOTUL AUTECH GT-R、#17 REAL NSX、#38 ZENT CERUMO SC430、#1 ARTA NSX、#36 PETONAS TOM’S SC430、#100 RAYBRIG NSX、#35 宝山 KRAFT SC430、#39 DENSO DUNLOP SARD SC430の順番で予選1回目を終えた。
トップ3には、NSX、SC430、GT-Rと3車種が入ったが、GT-R勢でスーパーラップに進出が決定したのは、#22 MOTUL AUTECH GT-Rのみ。

ところが、#18童夢レーシングチームより#38 ZENT CERUMO SC430に対し抗議が出された。サイドミラーの大きさについての抗議だという。技術委員の検査結果により、提出された抗議を成立とする裁定がなされた。これにより、公式予選1回目のタイム記録が抹消された。そのため、6番手以降の順位が繰り上がり、#23 XANAVI NISMO GT-Rがスーパーラップに進出することとなった。

■公式予選 1回目 天候:晴 | コース:ドライ
GT500クラス/予選総合
Pos. No. Car Driver Best Time Gap Tire WH
118TAKATA 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史*
1'16.935173.332
km/h
BS50
225ECLIPSE ADVAN SC430土屋 武士*
石浦 宏明
1'16.9730'00.038YH10
322MOTUL AUTECH GT-Rミハエル・クルム*
柳田 真孝
1'16.9970'00.062BS40
417REAL NSX金石 勝智
金石 年弘*
1'17.0330'00.098BS
51ARTA NSXラルフ・ファーマン*
伊沢 拓也
1'17.2570'00.322BS5
636PETRONAS TOM'S SC430脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー*
1'17.2580'00.323BS50
7100RAYBRIG NSX井出 有治*
細川 慎弥
1'17.3370'00.402BS10
835宝山 KRAFT SC430ピーター・ダンブレック*
片岡 龍也
1'17.3650'00.430BS

+1

939DENSO DUNLOP SARD SC430高木 虎之介
アンドレ・クート*
1'17.4450'00.510DL

+2

1023XANAVI NISMO GT-R本山 哲
ブノワ・トレルイエ*
1'17.5210'00.586BS75
116ENEOS SC430飯田 章
ビヨン・ビルドハイム*
1'17.6930'00.758BS

+1

1232EPSON NSXロイック・デュバル*
平中 克幸
1'17.9410'01.006DL
1324WOODONE ADVAN Clarion GT-RJ.P・デ・オリベイラ*
荒  聖治
1'18.8210'01.886YH50
1412カルソニック IMPUL GT-Rセバスチャン・フィリップ*
ドミニク・シュワガー
1'19.6050'02.670BS
153YellowHat YMS TOMICA GT-Rロニー・クインタレッリ*
横溝 直輝
1'20.4830'03.548BS
GT500 予選1回目通過基準タイム(107%) : 1'22.356

38ZENT CERUMO SC430立川 祐路
リチャード・ライアン
タイム削除-BS35