HKS 2009年新製品をお披露目!!
HKS PREMIUM DAY in FSW


1月24日(土)、冨士スピードウェイでHKSが主催するPREMIUM DAY in FUJIが行われた。前日のFSWは濃い霧と雨に包まれたが、当日は朝から快晴に恵まれ絶好のイベント日和となった。イベントは、HKSの長谷川社長の挨拶でスタート。また豪華な顔ぶれのゲストドライバーやレースクイーンも紹介された。


リンク:HKSウェブサイト

パドックには、各ショップのブースやデモカーが並び、それぞれのチューニングコンセプトや新製品をアピール、なかなかの賑わいを見せていた。
また、ドリフトコースでは終日ドリフト走行会やプロドライバーによるデモランも行われ、こちらの方も目が離せない状況だった。
一方、本コースでは、一般参加者向けのハイパーチャレンジ走行、OPT誌主催のスーパーLAPのほか、R35 GT-Rによるタイムアタックバトルなどが行われ、見て走って楽しめるイベントとなった。
ただし、残念なのは3時頃から降りだした雪。路面はウェット状態となり、また視界も悪くなってしまった。このため、3時からスタートしたR35 GT-Rによるタイムアタックバトルは、各車、思うようにタイムは伸びないものとなってしまった。しかし、ストレートスピードの速さは圧巻。R35 GT-Rの速さを改めて印象付けたのではないだろうか。

昨年来の不況の嵐。自動車業界に明るい話題が少ない中、HKSが行った今回のイベント。ピット2階のプレミアムサロンには、2009年にHKSが投入を予定している新製品が数多く展示されていた。不況を吹き飛ばす勢いのHKSに注目だ。

<2009年HKSパーツ>
当日公開された、2009年投入予定のHKSパーツ群の中で、GT-Rオーナーが気になる情報をご紹介しよう。

■ エンジンオイル(汎用アイテム)
◆ SUPER RACING OIL SERIES(開発中/4月頃発売予定)
HKSオイルシリーズの代表格である「スーパーレーシング」のイメージを継承しつつ、従来のターボ・NAといったエンジンごとの住み分けからベースオイルグレードによる3段階のスペック分けに変更。また、API規格とらわれずHKS独自の粘度グレード表記により、チューニングメーカーが作るオイルとして表現した。
・ 10W-55:100%化学合成油
・ 10W-45:合成油
・ 10W-35:合成油

◆ RACING Pro OIL SERIES(13,650円/4L)
従来より定評のある「ターボPro」「NA Pro」「RE Pro」をベースに最新のスペックにリニューアル。エンジン種別による分類からProユースな粘度による分類に変更。全ての粘度グレードにロータリーエンジン適合性能を追加した。また、エステル成分を最新鋭の「ハイパーエステル」にグレードアップ。
粘度グレードは<10W-50><0W-40>に加え、<-5W-30>を新設。一般的な「0W-30」より鋭いレスポンスが得られる。
※HKS Proオイル取扱店限定商品

■ CAMP 2(58,800円/汎用アイテム)
車載モニターに、最大24項目の車両情報が表示可能!
OBD2コネクターにカプラーオンで装着可能。OBD2導入以前の日産車については、オプションのハーネスと併用することで取り付け可能となる。
車両情報は、アナログ、デジタル、グラフで表示可能で、全項目に対してワーニングおよびピークホールド機能がついている。
スポーツ走行だけでなくエコドライブにも役立つ瞬間燃費や平均燃費などの表示も可能。
R32、R33オーナーには有効なアイテムだろう。

■ TURBO TIMER(type-1:16,275円、type2:10,290円/汎用アイテム)
薄型ディスプレイと多彩な機能を制御部に搭載したセパレートタイプ。したがって、取り付けの自由度が高いのが特徴。また、サイドブレーキ状態を検出し、作動中に誤って走行することを防止する。
Type1は表示部がホワイト。Type2はアンバー。

■ VARIABLE TURBO CHARGER(開発中/汎用アイテム)
ディーゼルエンジンでは、比較的一般的な可変ターボチャージャー。様々な問題があったため、ガソリンエンジン用に開発された事例は少ない。HKSでは、次世代のターボチャージャーを目指し、ガソリン用可変ターボチャージャーの開発に取り組んでいる。

■ RACING SUCTION RELOADED(R35 GT-R/3月発売)
吸入効率の向上により、ほぼ全域で出力向上を実現、過給圧の立ち上がりから高回転域まで力強く吹け上がる。また、性能面だけでなく、バフがけされたアルミパイプによりエンジンルームのドレスアップにも貢献する。従来のレーシングサクションリローテッド同様に、OBD2フィードバックにも対応、ECUのリセッティングなしで使用可能。
※ノーマル車に装着の場合、他のパーツと併用したり、ブーストアップした場合はECUのリセッティングが必要。

■ SPERIOR FINISHER(R35 GT-R/63,000円)
HKS製R35 GT-R用マフラー、リーガマックスプレミアム用オプションパーツ。
R35 GT-R 用リーガマックスプレミアムは、排気効率を重視した独自のパイプレイアウトをとっている。このため、純正の樹脂製フィニッシャーとのクリアランスがノーマルよりも小さく、長時間の高負荷走行時に熱害が発生する恐れがあるためだ。「HKSスペリオールフィニッシャー」は、メッシュ部分をステンレス製とすることで、耐久性とともに美観を向上させた。

■ FULL TITAN MUFFLER(R35 GT-R/参考出品)
軽量かつ耐食性に優れたチタン材を使用。純正マフラー19㎏に対して、8.9kgと約10kgの軽量化を実現。常用回転域では静粛性を保ち、高回転域では高温が響くスポーツカーらしいサウンドにチューニングした。パイプレイアウトは背圧、排気温度を考慮し曲げRを大きくとる独特なものとなっている。パイプ径の拡大とともに、音圧を抑えながらも背圧を大きく低減させたことで、ハードチューニングにも対応可能だ。
テール形状は2重構造とし、その内側にはスリットを入れることで音の波動を変化させパイプの共鳴音を抑えた新設計。多くの試験を重ねて生まれた、性能、音質、外観、全てにこだわったマフラーだ。

■ METAL CATALYZER(R35 GT-R/525,000円)
R35 GT-Rは、V6ツインターボエンジンであり、ひとつのターボにつき出口から触媒が2個直列に装着されている。すなわち、合計4個の触媒を搭載している。触媒は、排気系の中では最も抵抗が大きく、この部分の排気抵抗を低減させることで、ブースト圧の立ち上がりレスポンスを向上させることができる。HKSメタルキャタライザーは、R35 GT-R用に非常に優れた浄化性能を持つキャタライザーを開発。排ガス浄化性能と低圧損を高次元で両立することで、触媒の個数も2個とすることができた。もちろん、公的機関による「排ガス証明書」も取得。また、ターボ出口のエクステンション部分はロストワックス製法を採用することで内部の排ガスの流れをスムーズにした。

■ GT600 SPORTS PACK(R35 GT-R/開発中)
GT600 RACING PACK(R35 GT-R/開発中)

R35 GT-Rの動力性能を大幅に向上させるために必要なパーツをパッケージ化した商品を開発中。好評の「GT570 RACING PACK」をベースに、メタルキャタライザーやインテークパーツを導入。目標馬力や使用環境に応じて選択が可能。

■ METAL HEAD GASKET STOPER TYPE
(RB26DETT/1.2t:35,700円、1.6t:37,800円)

水穴およびヘッドボルトの穴を、レースでは主流の独立ビードとした。ハイパワー化や劣化などにより、万が一燃焼ガスが抜けた場合でも、独立ビード化したことでオーバーヒートの可能性を低減した。ヘッドボルト穴とボア間水穴のビード形状見直しにより、ブロックのヘッドボルト穴周囲の亀裂に対して有効となりヘッドへの水侵入を防ぐ。ストッパーおよびビード部の見直しにより、従来の製品よりも抜けにくい仕様となった。HKSのベンチテストでは、660PS以上、実車テストでは600PS、トルク80kgの車両でサーキットアタックを実施している。また、従来品同様にエキマニ、インマニ、スロットルのメタルガスケットもセットとなっている。

■ HIPERMAXⅢ sport 09 spec.(R35 GT-R/472,500円)
ハイグリップラジアルタイヤ装着を前提としたスポーツサスペンションキット。ピストン速度に比例して減衰力も上昇するHKS独自のHLP(Hiper Liner Piston)のリニア特性が生み出すレスポンスは、スポーツ走行で刻々と変化するタイヤインフォメーション、路面状況、トラクションを的確に補足し、ドライバーの直感に訴えるストレートなフィーリングを実現。HKSのテストでは、冨士スピードウェイで1分48秒台というタイムを計測している。このテスト車両には「GT570 Racing Pack」を装着している。