グランドスタンド裏のイベントエリアで、昨年、大人気だったのが大森ファクトリーの行ったRB26DETTの簡易ベンチテストの実演。今年は、同じくRB26DETTのオーバーホール実演だ。ご覧のように、物凄い人だかりの中で行われたオーバーホール実演は、それだけ多くの人が興味を抱いていることを物語っている。

実演を担当したのは、“ヒゲのマスター”こと小坂俊夫メカニック。小坂氏は、国内外のラリーカー用エンジンの他、R32 GT-RのN1耐久デビュー時からRB26DETTを組み上げているベテラン。当日のアナウンスにもあったが、おそらく日本で一番RB26DETTを組んでいるメカニックであろう。

その工具を扱う手さばきは、まさに一流の料理人の包丁さばきにも通ずるところ。多くの観衆は、丁寧だが確実に作業を進める姿に見入っていた。この人なら、安心して愛機のエンジンを任せられると思ったに違いない。ちなみに“ヒゲのマスター”は料理の腕も確かだとのこと。

レースクィーンがいるわけでもなく、また派手な最新のレースカーがいるわけでもない大森ファクトリーのブース。それでもこれだけの観衆が集まるということは、まだまだRB26DETTの人気は高いという証だろう。