12月19日(金)から正式にスペックVの受注が始まるようだ。
そこで、GTR-World.netが国内外の情報ソースからつかんだ最新情報を整理してご紹介しよう。

日産自動車からの正式な発表発売は2009年1月8日で、予約開始は2008年12月19日から。
デリバリーは2月から開始されるらしい。
取り扱い店舗は7拠点に限定されている。
ある海外サイトによれば以下の7店舗で購入することができるらしい。

・茨城日産水戸千波店
・日産プリンス東京亀戸店
・日産プリンス名古屋吹上店
・日産プリンス大阪堀江川口店
・日産プリンス兵庫灘店
・日産プリンス香川高松店
・山口日産小郡インター店

ちなみに、上記7店舗にての展示車はないようだ。
2009年1月8日の発表に合わせ1月9日から3週間、下記の4つのギャラリーで行われる予定だ。

・日産本社ギャラリー
・銀座4丁目ギャラリー
・名古屋ギャラリー
・福岡ギャラリー

さて、いままでGTR-World.netで何度か最新情報をお届けしてきたが、
さらに加わった情報もあるので、それらも加えて整理すると概略以下のようになる。

●エンジン
最高出力 485馬力。
ただし、オーバーシュートボタン(スクランブルスイッチのようなもの)があり、これを ONにした瞬間にパワーアップする。スイッチを入れると最高出力は485馬力のままで中間トルクがモリモリになる。
不明なのは、このスイッチが常時機能するか、あるいはサーキットモードのときのみなのか。
なお、このオーバーシュート機能は80秒間作動する。一度作動させると、次の80秒間はお休みタイムとなる。

●車両重量
リヤシートの廃止やカーボンブレーキの採用などにより約90kgの軽量化。
すなわち車両車重は約 1,637kg。

●ブレーキ 
カーボンブレーキシステム。フロントは6ポッドキャリパー。パッドとローターは1台分で数百万円するという情報もある。
ちなみにフェラーリの場合はブレーキディスクとローターを1台分交換すると、約400万円かかるそうだ。
ライフについては、ノーマルのスチールブレーキにくらべて約80%程度という話と、ノーマルよりも長いという話があり、詳細は不明のままだ。

●サスペンション
「Rモード」固定。ボタンも廃止され、そこにオーバーシュートボタン(スクランブルスイッチ)が装着される。
もちろん、スペックV専用セッティングのサスペンションで、車高も10mmから15mm下げられる模様だ。

●タイヤ
ブリヂストン、ダンロップともにセミスリックタイヤが装着されるとのこと。
標準装着はブリヂストン製だが、オプションでダンロップも選択できる。この際、費用は発生しないらしい。

●ホイール
NISMOクラブスポーツパッケージと同じデザインのホイールで、色はブラック。

●マフラー
ホイール同様、NISMOクラブスポーツパッケージのチタンマフラーと専用ディフューザーが装備さる。

●エクステリア
フロントリップスポイラーに装着されるブレーキダクトとリアスポイラーは艶なしのカーボン。フロントグリルのGT-Rエンブレム下のエンボス加工されたプレートが艶ありのカーボンとなる。
そしてリアのGT-Rエンブレム下には「Spec-V」エンブレム(もしくはステッカー?)が装着される模様だ。

●インテリア
ブラック内装がベースだが、標準車の内装でシルバーの部分がクローム化され、カーボン製のモニター枠およびミラーコントロールパネルが装着される。
シートはリクライニング式のカーボン製バケットシートで、これもNISMOクラブスポーツと同じ。そして撤去されたリアシートの跡地には、カーボン製のカバーとモノ入れが設けられる。
オプションのBOSEサウンドシステムを選択すると、リヤのカーボンのパネルにが切除され標準車と同じようなウーファーが取り付けられる。

●エアコン
どうやらエアコンを装備しているとのことだが、事実のほどは残念ながら不明だ。

●ボディカラー
全5色。新たに”アルティメイトオパールブラック”(限りなく黒に近いミッドナイトパープルのような色、特別色)が設定され、その他、ブリリアントホワイトパール、ダークメタルグレー、スーパーブラック、バイブラントレッドが設定される。

●価格
車両本体価格 1,575万円。
オプション関係では、ダンロップタイヤが選択できるが費用は発生しないらしい(標準だとブリヂストンタイヤ)。
その他、サッチャム防盗アラーム、BOSE+ETC、新色のアルティメイトオパールブラック。
アルティメイトオパールブラックは、ミッドナイトパープルをより黒っぽくしたような色で、オプション価格は577,500円となる。
ちなみに、フルオプションで購入すると車両本体価格で16,978,500円!にもなるとのことだ。
諸経費を含めた乗り出し価格は1800万円弱といったところか。

さて、スペックVの意味するところは一体なんなのか?Edmunds InsideLineのPeter Lyonの記事によると、「日産のルマン24時間チャレンジやGTレースでの責任者としての経験を持つ水野氏は、GTレースが何なのかを熟知している。だからこそ、スペックVのレースバージョンで、FIA GT選手権シリーズに出場し、ポルシェ、アストンマーチン、マセラッティ、コルベットと一緒にGT-Rがグリッドに並ぶのではないかと言われている」と結んでいる。

ちなみに、北米日産のTim Gallagherが言うには、北米でのスペックVの発売の予定はないとのこと。
月産30台で、最初の3ヶ月は国内向け。その後はヨーロッパ向けも追加されるらしい。
生産台数が非常に稀少であることからも、相当プレミアムな車両になると思われる。
すでに30台近いプレオーダーが入っているとも噂され、19日のオーダー時には納期は2009年4月、という可能性も出てきているようだ。

関連リンク:InsideLine: Just Around the Corner: Nissan GT-R Spec V