先月、チューニングアイテムメニューの「SPEC-X 6.0」の開発テストを筑波サーキットで行ったマインズが、引き続き富士スピードウェイでもテストを敢行。

Text: GTR-WORLD.net
Photo: Kyosyu Mizohata, Mine's



天候は晴れ。気温10℃、湿度35%と2月の富士スピードウェイとしては暖かい陽気。ドライバーは、先の筑波テストから引き続き山田英二氏が担当。テストはスポーツ走行の時間に行われたため、走行台数が多くクリアラップがなかなか取れない状況だった。
その厳しいコンディションの中で、叩き出されたタイムは1分49秒782。チューンドR35GT-Rのひとつの目標であった、富士スピードウェイでの1分50秒切りを達成した。

その1分49秒台のタイムがどれほど凄いモノかというと…。
例えば、2007年末のニスモ・フェスティバル前日に姿を現した幻のレーシングカー「R35GT-Rプロダクションレースカー」のラップタイムは1分49秒台だった。その走りは攻めているというほどではなかったので、さらなるタイムアップは可能なように思われたが、明らかにカーボン素材で軽量化され、無数のロールケージが室内を這い回り、そして特製のSタイヤを履いてのタイム。噂によると、「R35GT-Rプロダクションレースカー」はストレートではGT500マシンよりも速かったという。

マインズ1号車が出した1分49秒台というのは、プロダクションレース仕様のR35GT-Rにも匹敵するタイムだったのだ。
また、マインズがR35GT-Rデビュー直後の2007年12月に、足回りパーツを中心に投入した開発初期段階の仕様で記録したタイムが、1分54秒688。つまり、マインズ自身で比較すると1年と少しで5秒近くタイムアップしたのだ。

「SPEC-X 6.0」は、スーパーアウトレットなどの排気系と調整式強化アクチュエーター、ブーストコントローラー(EVC5等)、そしてスペシャルアレンジの施されたVX-ROM TYPE-Xなどで構成されている。エンジン内部、ターボ、カムシャフトなどに全く手を入れず、R34GT-Rでいうところの「ブーストアップ仕様」に近いメニューでの大幅なパワーアップ。このエンジン、いったい何馬力まで出せるのか?
VR38DETTの本当の限界を見てみたくなるのは、怖いもの見たさというよりも、クルマ好きの本能だろう。

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