岡山の迷チューナー、サンラインレーシングとともにタイムアタックツアーを行ったのが、HKSテクニカルファクトリーのR35 GT-Rだ。

HKSテクニカルファクトリーの狙いは、販売中のパーツを取り付けた状態で、どれくらい速いのか?という点にある。つまりお客様と同じ仕様のGT-Rで何秒出せるか?だ。

まずは、その内容を見てみよう。
エンジンはHKSが発売するR35 GT-R用チューニングキット「GT570 RACING PACKAGE」を組み込む。これは、570psを実現するためのパーツをパッケージ化した商品だ。吸排気系のパイピングキットのほか、強化アクチュエーターや、EVC、フロントパイプやスポーツ触媒などで構成された競技専用部品だ。これにHKSのトップグレードマフラー、LEGAMAX Premiumを組み合わせている。この結果、HKSテクニカルファクトリーの社内計測では、ナント610psの最高出力を記録したという。

サスペンションは、HKS HIPERMAXⅢ Sportsをベースに、テクニカルファクトリーオリジナルのスプリングレートを組み合わせているとのこと。装着するタイヤは、サンラインレーシングと同じく前後同サイズの285/35-20のダンロップ製ランフラット(純正)だ。この前後同サイズは、今後のR35 GT-Rチューニングの主流になりそうな気配。フロントのキャンバー角は2°20。ノーマルの調整範囲の中での最大値とのことだ。

ブレーキに関しては、パッドのみHKSテクニカルファクトリーオリジナルのカーボンメタリックに変更されている。
その他、外観ではブレーキダクト付リップスポイラーや、リヤスポイラーにエクステンションが装着されていた。

アタックを担当するドライバーは谷口信輝。
4月9日の筑波サーキットのベストタイムは、0秒51。
翌4月10日の富士スピードウェイでは、1分49秒97という好タイムをマーク。
HKSテクニカルファクトリーの菊地代表は満足気な表情だった。
実際、両日ともに自走でサーキットまでやって来たHKSテクニカルファクトリーのR35は、まさにお客様仕様。それでも、これだけのタイムが出せるのだからR35 GT-Rの潜在能力は高いといわざるを得ない。


◆HKSテクニカルファクトリー
埼玉県戸田市美女木5-2-8
営業時間 10:00~19:00
定休日 毎週木曜日 年末年始
TEL : 048-421-0508 FAX : 048-421-0625
URL: http://www.hks-tf.co.jp/