海外のチューニング状況第2回は、「WILLALL Racing」の冷却系パーツをご紹介しよう。
駆動系を中心に冷却関係のパーツを一通りラインナップ。ノーマルでも充分とされているラジエターやインタークーラーのラインナップはない。こうした冷却系パーツにも、削りだしのアルミパーツを多用するあたりが、日本のパーツとは一味異なる点だろう。

【大容量オイルパン】価格:$1750
ノーマルのエンジンオイルクーラーは非常に優秀であると評判だ。これは海外での評価も同じようで、エンジンオイルクーラーの設定はない。その代わり、という訳ではないだろうが、大容量エンジンオイルパンが設定されている。

ノーマルのオイルパンの場合、そのオイル量は約5.5ℓだが、WILLALL製のオイルパンは7.1ℓと1.6ℓの増量が可能だ。2ピース構造のアルミ製オイルパンには冷却フィンも設けられており、オイル容量の増加とともにオイル温度の低下にも効果があるらしい。また、オイルパンが深くなる分、オイルストレーナーにエクステンションを装着して対応している。オイル交換の際には、アルミの削りだしのオイルパンが目を引くことは間違いないだろう。



【ミッションオイルクーラー】
リヤマウントタイプ価格:$2995
フロントマウントタイプ価格:$2995

トランスミッションの信頼性と寿命の確保を目的に開発されたミッションオイルクーラー。高性能なオイルポンプとオイルクーラーコア、そして高品質な航空機用アルミニウムを使用したオイルパンに施された冷却フィンでミッションオイルの温度を制御している。特に、油圧制御や温度センサーも装備しているので油温制御も考慮した設計となっている。
さらに冷却コアはリヤマウントとタイプと、マフラーの熱の影響を受けないフロントタイプの2種類を設定している。フロントタイプはバンパー右のダクト奥にコアを設置するタイプだ。リヤタイプは純正メッシュの奥に設置され通常は見えない。写真はコアサイズをイメージするためにあえて表にだしているとのこと。



【リヤデフ オイルクーラー】価格:$1495
リヤデフオイルの温度を下げることで、ミッションオイルの温度低下も期待できる。
昨年、十勝24時間レースに参戦したNISMOのGT-Rにもリヤデフオイルクーラーは装備されていた。WILLALLの開発したオイルクーラーは、ミッションオイルクーラーと同じ小型で高性能なオイルポンプを使用している。オイルポンプブラケットも、ミッションクーラーと併用可能なツインポンプブラケットも準備している(価格:$165)。
また、ドレンボルトからオイルを抜く構造のため、ジャッキアップポイントにガレージジャッキをかけると、配管を損傷する恐れがある。このため、クリアランスを確保するためのスペーサーも付属している。



【フロントデフ オイルクーラー】価格:$1150
WILLALLによれば、フロントデフもかなりの高温になるという。フロントデフの冷却コアはラジエターグリル内部に設置される。見たところ、パワステオイルクーラーと似たような構造だ。


Link: Willall Racing Website