GT-Rの駆動系パーツに関しては、いくつかのメーカーから興味深いものが発売されているので、ピックアップしてご紹介しよう。既に紹介したWILLALLからも、ミッショントラブルに関する対策パーツが出ている。また、チューニングの基本アイテムであるクラッチも既に強化品が発売されているあたり、サスガにゼロヨンユーザーの多さを感じさせる。

【WILLALL ギヤファスナーシステム】価格:$370
GR6型トランスミッションは、フロントのトランスファーギヤにトラブルが発生するようだ。彼らによれば、トランスファーギヤを抑えているサークリップが細く、この部分には高いストレスがかかっているという。最終的には写真のようなトラブルに見舞われる可能性が高い。そこで、WILLALLでは長年の渡るモータースポーツの経験から、サークリップにかかるスラスト荷重をスラストベアリングを介して受けることでトラブルを未然に防ぐ方法を考案した。それが、ギヤファスナーシステムだ。
Link: Willall Racing Website


【WILLALL クラッチディスク】価格:$995
日本のメーカーからは、まだ発売されていないクラッチディスク。WILLALLからは、コンポジット・ケブラーカーボンの摩擦係数の高いディスクが12枚組みで発売されている。摩擦係数だけでなく、耐熱性も高い素材を採用しているらしい。ゼロヨンが得意なメーカーだけに、こうした部品にぬかりはないようだ。
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【SouthSide クラッチディスク】価格:$1599
SouthSide Performanceからは、700WHP対応の強化クラッチディスクが発売されている。ノーマルのクラッチディスクよりも摩擦面積を25%拡大し、伝達能力を高めている。ことらもゼロヨンが得意なメーカーらしい。
Link: South Side Performance Website









【SouthSide 強化リヤドライブシャフト】価格:$2,399
同じく、SouthSideから強化リヤドライブシャフトが開発されたようだ。第2世代GT-Rの頃から、日本ではリヤのドライブシャフト破損という事例は、あまり聞いたことがなかった。むしろ、フロントのドライブシャフト破損の方が多かったのではないだろうか。ゼロヨンの盛んな国ではリヤドライブシャフトの強化品が必要なのだろうか。
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【PfitznerPerformance Gearboxes 強化ギヤフルセット】価格:$10,400
Pfitzner Performance Gearboxes (PPG)から、シンクロ付強化ミッションが発売されている。各ギヤ比はノーマルと同じ。対応出力は、700~800HPとのこと。日本では、ノーマルミッションで、まだ充分対応しているが、やがてエンジンが高出力化したあかつきには、必要とされるパーツだろう。ノーマルを見る限り、1速と3速の歯幅が狭く、特に3速がネックになりそうな感じだ。PPGでは、他に1速のみの強化ギヤも発売している。サスガはゼロヨンの盛んなお国柄。日本ではあまり必要としないところだろう。
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