RB26DETT冷却系メンテナンス指南
Vol.2 サーキット走行後にオイル交換が必要な理由


Text/Photo: GTR-WORLD.net


さて、「サーキット走行したらエンジンオイルはダメになるから交換すべし」という話をよく聞く。その理由は何か?
サーキット走行をすると油温が上昇し、オイルクーラーを装備していないノーマルGT-Rなら150℃近くなることもしばしば。しかも、油温が上昇するにつれて、油圧が急に下がることがある。これはエンジンオイルが長時間高温にさらされると、オイルの分子構造のつながりが切れて粘度が低下し、どんどんオイルとしての機能をなくしてしまうからだ。すると、エンジンの可動部分(クランクシャフト、ピストン、カムシャフトなど)で油膜が切れ、金属同士が接触し金属磨耗と摩擦熱で焼き付きが起こる危険性が急上昇する。
分子レベルで構造の変化したオイルは、もとの性能に戻らない。しかも、たとえ化学合成オイルであっても温度に比例して酸化が進む。両方の意味で、高温にさらされたオイルは、性能が大幅に低下してしまっているのだ。そのため、サーキット走行後のオイル交換は欠かせない。
ストリート走行で適切な油温で走っていれば、オイルの分子構造がこわれるということはないが、空気に触れることや油温上昇による酸化は進む。また、オイルの中にカーボンやスラッジを取り込む清浄作用も低下してくるので、メンテナンスにオイル交換は欠かせない。

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